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JR九州の在来線で黒字なのは1路線のみ

 2016年度に株式上場を行うJR九州。しかし、本業の鉄道事業が儲かっているわけではないのです。2013年度で約156億円の赤字です。

 JR九州には、国の認可を受けて通常の運賃の他に120円の加算運賃を徴収している宮崎空港線を除いて、20の在来線があります。このうち、黒字の路線はどれだけあるのでしょうか? 答えはたったのひとつ。吉塚-桂川間の篠栗線です。福岡への通勤通学客が多いので黒字となっていますが、距離が約25キロと短いので、黒字額は小さいです。

 そして、残り19路線はすべて赤字です。ローカル線は当然として、鹿児島線など都市部を走る路線も赤字となっています。都市への人口集中や少子高齢化の影響で通勤通学客が減少し、乗車距離が短くなっていることなどが原因のようです。確かに福岡、長崎など大都市付近では黒字を維持していますが、鹿児島線の場合は九州新幹線開通後も一部を除いて並行在来線を維持しているため、鳥栖以南での赤字が拡大しているようです。

 JR九州は鉄道事業での数詞改善を図るため、コスト削減と増収に向けて取り組みます。コスト削減策はいくつか発表されています(車内販売廃止無人化など)。鉄道には公益性があり(その意味からも鉄道の存廃で重要視するのは、どれだけの人が利用しているかを示す輸送密度です)、簡単に廃止すべきものではありません。赤字だからと言って切り離すことはできません。JR九州の場合、篠栗線だけを残してあとは在来線をすべて廃止するわけにはいきません。主要路線は赤字でも維持しないといけません。採算が取れないが利用者がある程度いる区間は、第三セクターなどで運行し、極めて少ない区間はバス代行になってもやむを得ないでしょう。そういうところまでは公益性があるとは言えません。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150219-00010000-qbiz-bus_all)

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