JR西日本の近畿圏の主な駅で、大規模災害発生時にNHKの非常災害放送を放映
通常、JR西日本の駅にある「異常時情報提供ディスプレイ」では、列車の運行情報などを知らせます。
しかし、南海トラフ巨大地震など大規模災害発生時において、早期に確実な情報を利用者に伝え、素早い行動をしてもらうため、NHK大阪放送局と覚書を締結し、災害時には「異常時情報提供ディスプレイ」でNHKの非常災害放送を放映します。NHKの非常災害放送は、震度5弱以上の地震や台風、大雨などの大規模災害が発生した場合に国民の生命、財産を保全する目的で実施されるものであり、各駅で駅構内の状況を見てNHKの非常災害放送を放映するかどうか判断します(全駅一斉に放送するわけではありません)。なお、このような非常災害放送の放映は、関西ではすでに阪急と阪神で実施しています。
NHKの非常災害放送の実施開始時期は、2015年度から3年程度かけて行います。近畿圏の主な駅約70駅で実施します。ただし、高槻と尼崎は、2015年4月1日から先行実施します。
NHKにはいろいろ問題もありますが、非常時の信頼性は民放より上です。私もテレビで災害のニュースを見るときは、NHKを見ます。運行情報とともにNHKの非常災害放送を見たいという需要は結構多いでしょう。
(参考:JR西日本ホームページ http://www.westjr.co.jp/press/article/2015/03/page_6897.html、朝日新聞ホームページ http://www.asahi.com/articles/ASH3365ZPH33PTIL040.html)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
「JR西日本」カテゴリの記事
- 加古川線に万博期間限定のお得なフリー切符(2025.04.29)
- 「WESTERポイント超特典チケットレス」ならほぼ1/5(2025.04.27)
- 週末の「くろしお」はチケットレスでお得(2025.04.13)
- JR西日本とJR四国が24240円で2日間乗り放題(2025.04.12)
- JR西日本にも阪急にも乗ることができるフリー切符(2025.04.12)
Comments