三陸鉄道、釜石線、八戸線などとの相互乗り入れ検討へ
JR東日本山田線宮古-釜石間は、三陸鉄道に移管のうえ、2018年度に全線で運行を再開します。この山田線についていくつか動きがありましたので、まとめて紹介します。
まず本数についてですが、震災前、宮古-釜石間は1日10往復でした。それが11往復以上に増えるようです。南リアス線、北リアス線も増えるようです。運行区間は地域住民の生活圏に合うように設定されるようです。久慈-山田間などという設定もあるようです。南リアス線、北リアス線と直通運転するほか(久慈-盛間の直通運転も1日1往復以上設定します)、JR東日本の山田線盛岡-宮古間、釜石線、八戸線などとの相互乗り入れの協議も行います。山田線の移管に伴い、JR東日本から8両の新型車両が提供されるので、三陸鉄道の保有する車両数が5年後までに現行の19両から22~24両に増えます。運賃は全線で見直すとのことですが、どのように見直しを行うのかはわかりません。ただ、JR東日本当時よりは高くなるようです。JR東日本の運賃が安すぎただけで、当たり前といえば当たり前ですが。原則としてワンマン運転ですが、通学ラッシュなどで3両以上となるときは車掌が乗務します。路線名は、岩手県や沿線自治体と協議したうえで決めます。既存の南リアス線、北リアス線も変わる可能性があるようです。
(参考:河北新報ホームページ http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150321_32014.html、岩手日報ホームページ http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150321_3、朝日新聞ホームページ(会員登録要) http://digital.asahi.com/articles/ASH3N5J8PH3NUJUB00Q.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH3N5J8PH3NUJUB00Q)
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