小郡駅弁当、30日に駅弁から撤退
駅弁撤退のニュースは全国各地でありますが(そのひとつがこちら)、今日30日、また駅弁業者がひとつ消えます。
その業者の名前は小郡駅弁当。1910年に創業し、今年で105年の歴史を誇ります。駅名が小郡から新山口に代わっても、会社名は小郡を名乗り続けています。経営効率化のため、2010年に下関駅弁当、徳山駅弁当を吸収合併したため(下関駅弁当、徳山駅弁当の看板商品だった「ふく寿司」、「あなご飯」も引き継ぎました)、山口県唯一の駅弁業者となっています。
しかし、1990年代前半には年間約8億円だった売上高が減っていきました。小郡駅弁当も経営努力を重ねてきましたが、需要は減少していきました。2014年度の売上高は約3.5億円の見込みです。今後も改善の見込みはないと会社側は判断し、30日をもって駅弁事業から撤退することとなりました。今後は山口県内8駅でうどん店の経営を続けるとともに、駅弁については広島の会社が一部商品を引き継いで製造販売を続けるようです。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/national/20150429-OYT1T50002.html、毎日jp http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20150410ddlk35020464000c.html)
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