津軽今別駅の営業は8月9日まで、渡島大野駅在来線ホーム先行供用開始
JR北海道で、唯一北海道外にあるのが、海峡線の津軽今別駅。JR東日本津軽線の津軽二股駅に隣接するところに、青函トンネルの開通(1988年3月)と同時に開設されました。現在、特急2往復のみが停車します。
海峡線にはほかに竜飛海底、吉岡海底、知内の3駅がありましたが、2014年3月のダイヤ改正で廃止されています。そして海峡線の駅で唯一残った津軽今別ですが、北海道新幹線の工事に伴い、8月10日から当分の間、全列車通過となります。実は津軽今別のホームは仮設のようで、それを撤去するために通過することになったのでしょうか?
しかし、津軽今別には将来があります。2016年3月に新幹線駅、奥津軽いまべつとして生まれ変わります。何本停まるかはともかくとして。それが廃止となった3駅とは違うところです。
話は変わりまして、15年ぐらいの間、北海道新幹線の終点となる新函館北斗。今は渡島大野という、普通列車のみ停まる小さな駅です。現在、北海道新幹線開業に向けて駅を建設中ですが、在来線部分が完成し、3月29日から供用されることとなりました(これに合わせて函館方に約80メートル移設されています)。渡島大野駅は無人駅のため、入場券なしで入ることができます。なお、新幹線部分は工事中のため、(当然ながら)入ることはできません。
(参考:マイナビニュース http://news.mynavi.jp/news/2015/04/03/448/、http://news.mynavi.jp/news/2015/03/31/511/、「鉄道ジャーナル」2014年10月号 鉄道ジャーナル社、「鉄道ジャーナル」2016年3月号 鉄道ジャーナル社)
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