富岡-浪江間の開通予定時期、夏には提示か?
東日本大震災とそれに伴う福島第一原発事故で、常磐線の竜田-原ノ町間は運休しています。このうち、竜田-富岡間、浪江-原ノ町間は開通予定時期が決まっていますが、富岡-浪江間はそれすら決まっていません。
その開通予定時期が決まっていない富岡-浪江間ですが、3月27日に東京都内で開かれた、政府とJR東日本によるJR常磐線復旧促進協議会において、座長を務める浜田復興庁副大臣が重要な発言を行いました。
それは、浜田副大臣個人の考えとはしながらも、夏ごろまでには開通予定時期を明らかにしたいとのこと。常磐線全線運転再開は復興の目安となるものであり、その時期が明らかになれば、被災者に希望を与えるというのです。
具体的に何年先かは今のところ分かりませんが、ある程度の見通しがつけば、(かなり先でない限り)それは明るい話になるでしょう。常磐線は旅客輸送の面では1日何本かの特急と普通列車だけの亜幹線ですが(そのため東日本大震災で計画は立ち消えとなりましたが、常磐線特急をいわきで分断する案が出ました)、貨物輸送の面では本州と北海道を結ぶ重要な路線です。できるだけ早期の再開が望まれます。
(参考:福島民報ホームページ https://www.minpo.jp/news/detail/2015032821824)
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