京阪の「ICOCA」は「きかんしゃトーマス」
JR西日本のICカード、「ICOCA」を導入している京阪。その京阪ですが、4月15日から「きかんしゃトーマス」をデザインした「ICOCA」を販売しています。
この「ICOCA」の販売は、「京阪電車きかんしゃトーマスとなかまたち2015」の開催に伴うもの。京阪は、「京阪電車きかんしゃトーマス号」を過去6回も運転するなど「きかんしゃトーマス」との関係は深いものがあります。そこで「ICOCA」に子供に人気のある「きかんしゃトーマス」をデザインして、多くの人に「ICOCA」を利用してもらいたいと考えています。
「きかんしゃトーマス」デザインの「ICOCA」は、大人用の「ICOCA」のみならず、「こどもICOCA」、「ICOCA定期券」、「こどもICOCA定期券」としても発売されます。大人用「ICOCA」は京阪線全駅の「ICOCA」発売対応自動券売機でも発売しますが(大津線や男山ケーブルでは発売しません)、「こどもICOCA」、「ICOCA定期券」、「こどもICOCA定期券」は主要駅にある自動定期券発行機、定期券うりば(係員窓口)でのみ発売します。
4月15日以降、京阪線で発売される「ICOCA」はすべて「きかんしゃトーマス」デザインとなります(従来のデザインのものを選ぶことはできません)。発売枚数は30000枚、これがなくなり次第、従来のデザインに戻りますが、早期に完売した場合は増刷し再発売します(この場合は、制作に時間を要することから、再発売の時期は決まり次第発表されます)。現在持っている「ICOCA」を「きかんしゃトーマス」デザインのものに交換することはできず(新たに買いなおす必要があります)、紛失や障害(カード破損や不良)により「きかんしゃトーマス」デザインの「ICOCA」を交換する場合、従来のデザインのものに交換されることがあります。また、子供の公的証明が必要な「こどもICOCA」は、12歳になる年度の3月31日まで有効です。それ以降は利用できず、期間終了後不要の場合は手数料無料で払い戻すことができますが、カードは回収されてしまいます。
(追記)
「きかんしゃトーマス」の「ICOCA」は4月27日現在、まだ約18000枚が残っています。そのため京阪は増刷しないこととなりました。
(参考:京阪ホームページ https://www.keihan.co.jp/info/upload/2015-04-14_Thomas-icoca.pdf、https://www.keihan.co.jp/traffic/valueticket/2015/04/27/upload/%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%B9ICOCA%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B.pdf)
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