えちごトキめき鉄道高田駅、自動改札機を撤去して木製の柵に
高田駅は、1886年に開業した古い駅。新潟県内最初の鉄道である関山-直江津間が開通したときに開業しました。しかし、北陸新幹線開業によってJRから分離され、今は第三セクター、えちごトキめき鉄道の駅となっています。
その高田駅ですが、JRであったときには、自動改札機がありました。しかし、その改札が、木製の柵に変わっています。列車の時間が近づくと、駅員が柵の中に立って切符に日付印を押します。時代に逆行するような話です。
なぜえちごトキめき鉄道がこのような時代に逆行することにしたかといえば、自動改札機を維持するのにもお金がかかるという経費上の理由だそうです。柵に使われている木は、野球のバットにも使われる、硬くて丈夫なタモというものです。
この木製の柵ですが、利用者からは好評のようです。最近は自動改札を入れて、これまでなら無人化できないレベルの利用者がいるようなところでも無人化します。それに比べると温かみがあります。
(参考:朝日新聞ホームページ(会員登録要) http://digital.asahi.com/articles/ASH4K43HHH4KUOHB008.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH4K43HHH4KUOHB008)
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