NEXCO西日本中国支社、ガソリンスタンド空白地帯対策で中国道から降りて給油可
各地でガソリンスタンドなどの施設が不足している高速道路がみられます。このような高速道路は最近できたばかりのものばかりと思っていたら、昔からある高速道路でも該当する例があることがわかりました。
それは中国道。安佐サービスエリアと美東サービスエリアの間約150キロ、ガソリンスタンドがないのです。もともとはこの間に吉和と鹿野という2つサービスエリアがあり、どちらもガソリンスタンドがあったのですが、利用者が少なく廃止されてしまいました。
NEXCO西日本中国支社によれば、吉和インターチェンジ-六日市インターチェンジ間約27キロで、ガソリン切れが原因の救助要請が2012年度に約100件ありました。吉和サービスエリアでは缶入りのガソリンを販売していますが、NEXCO西日本中国支社は4月20日から1年間、高速道路外の指定ガソリンスタンドで給油しても高速料金を打ち切らないようにします。対象はETCを搭載した車が、インターチェンジ最寄りの指定給油所(吉和インターチェンジは1か所、六日市インターチェンジは2か所)でETCカードを提示の上給油し、出たインターチェンジから再び同じ方向に走行した場合に限ります。
NEXCO西日本中国支社は実験結果を分析して、本格的に実施するか検討したいとのことですが、今後もこのようなケースは出てくるでしょう。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/national/20150417-OYT1T50031.html)
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