特別な「トワイライトエクスプレス」、山陰、大分へ
5月から復活した特別な「トワイライトエクスプレス」ですが、7月からの運転日、運転コース、主催旅行会社が決まりました。
大阪発7月11日と18日(下関発は翌々日)は、従来通り山陽線経由で運転されます。そして7月25日からは、以前にも予告していた「山陰コース」が始まります。7月から9月の間に6往復催行されます。ダイヤは大阪を10:05に出て、琵琶湖に寄らずに山陽線を倉敷まで進みます。そこから伯備線で北上し、米子からは山陰線です。山陰線で日の出を迎えることになります。下関には翌14:50着です。反対の下関発は、大阪発の翌々日に運転されます。下関発10:37発で、行きと逆のコースをたどり(米子まで山陰線。山陰線内で日の入りを迎えることになります)、大阪には翌15:49着です。観光の時間も用意されています。行き、帰りともに東萩に3時間から4時間停車します。東萩では地元の人の出迎えがあり(予定)、松陰神社、松下村塾などに立ち寄る予定です。そのほか、鳥取、島根両県のいずれかの駅で停車できるように調整するとのことです。
車両編成は前回と同じく、「スイート」、「ロイヤル」のみの豪華編成です。「スイート」、「ロイヤル」を4両つなぐので、定員はたったの40人です。そのほか、サロンカー、食堂車、乗務員室等、電源車がつきます。豪華列車だけに食事も充実していて、ディナー、朝食のパン、ディナーのデザートは、人気のブーランジェ、パティシエが協力します。
そして、7月にはこの特別な「トワイライトエクスプレス」が九州に上陸します。7~9月の3か月間開催される「おんせん県おおいたデスティネーションキャンペーン」に合わせてのもので、7月5日に大阪を10:05に出て、翌日15:26に大分に着きます。7月7日は大分を9:23に出て、翌日14:05に大阪に着きます。日本旅行の企画するツアーとなっていて、行き、帰りいずれかで特別な「トワイライトエクスプレス」を利用します。由布院温泉での1泊がついて、24万円からです。値段が高すぎて乗車は不可能でしょうが、後継の「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」もJR西日本の中に閉じこもるのではなく、他社にも「遠征」をしてもらいたいです。
(追記)
特別な「トワイライトエクスプレス」は、9月にも大分に行きました。往路が大阪発9月12日、復路が大分発9月14日でした。
(参考:JR西日本ホームページ http://www.westjr.co.jp/press/article/2015/05/page_7201.html、マイナビニュース http://news.mynavi.jp/news/2015/05/26/617/、日本海新聞ホームページ http://www.nnn.co.jp/news/150529/20150529007.html、鉄道ホビダス http://rail.hobidas.com/rmn/archives/2015/09/jrjr_142.html)
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