「サザン」の10000系と7000系が懐かしの緑塗装に
南海の車両といえば、やはり緑。今の塗装になって20年ほど経ちますが、未だに違和感があるというのが正直なところです。
そこで南海は創業130周年を記念して、10000系の特急「サザン」5編成中1編成を緑の旧塗装で運転します。10000系4両のほか、自由席の7000系4両も旧塗装になり、8両すべてが懐かしの緑塗装になります。なお、7000系の緑塗装は10年前にも行っています(しかも、10年前に緑に塗装されたのも、今回と同じ7000系の7037編成でした)。
緑塗装で運転される期間は、10000系が6月13日から2016年3月まで、7000系が6月13日から2015年9月までです。130周年を記念して付けられるヘッドマーク(10000系は横楕円形、7000系は丸形)は、2015年8月末で掲出を終了します。このように10000系と7000系の運行期間が異なるのは、7000系が今年の秋で引退するからです。片開きのドアの4扉車両、7000系は1963年から半世紀余り走り続けていますが、8300系の投入により引退するのです。ですから、今回の緑塗装は「南海電鉄創業130周年&さようなら7000系」と銘打っています。緑塗装の「サザン」は、難波-和歌山市・和歌山港間を運行し、6月分はすでに運行ダイヤが決まっています(5月11日現在)。
また、緑塗装の「サザン」運行開始に伴い、記念グッズを発売するほか(6月13日から難波駅サービスセンターほかで発売します)、運行開始日の6月13日には、営業運転初列車の先頭車両を使って、鉄道タレントの斉藤雪乃と行くツアーも開催されます。
(参考:南海ホームページ http://www.nankai.co.jp/traffic/info/130anniversary/、http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/150511.pdf、THE PAGE http://osaka.thepage.jp/detail/20150614-00000001-wordleafv)
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