「スーパーカムイ」、新千歳空港への直通廃止か?
札幌と旭川を結ぶ特急「スーパーカムイ」の一部は、札幌から快速「エアポート」に名前を変えて、新千歳空港まで直通します。このような運転体系は1992年の「ライラック」時代から行われ、現在1日12往復が運行されています。
しかし、この「スーパーカムイ」の新千歳空港直通、2016年3月のダイヤ改正で廃止されるようです。JR北海道の話によれば、新千歳空港への直通需要が減少していることが廃止の理由のようですが、ほかにも理由はあるのでしょう。それは、特急が直通する以上、「エアポート」にも特急用の車両を使わざるを得ないということ。しかも、通常の「エアポート」より1両短い5両編成です。転換クロスの721系でさえ、混雑に対する苦情が寄せられているのに(そのため、「uシート」以外はすべてロングシートの733系3000代をつくりました)、特急用だとさらに苦しいのでしょう。
(追記)
「スーパーカムイ」が新千歳空港乗り入れをやめるのは、冬季の岩見沢付近の雪による遅れを千歳線内に持ち込まないことも理由に挙げられます。
(参考:「鉄道ファン」2015年6月号 交友社、東洋経済ONLINE http://toyokeizai.net/articles/-/154649?page=2)
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