JR東日本の車内販売でクレジットカード使用可能に
「Suica」などの交通系電子マネーが使えるJR東日本の車内販売ですが、これまでクレジットカードは使えませんでした。しかし、明日6月1日から(寝台列車の「カシオペア」、「北斗星」は上野駅発車日を基準とします)、JR東日本管内の新幹線(北陸新幹線はJR西日本エリアを含む全線)や特急列車等(「草津」、「スーパーあずさ」、「ひたち」、「スーパービュー踊り子」、「スーパー白鳥」、「日光」等)、日本レストランエンタプライズが営業している車内販売で、クレジットカードの取り扱いを開始します。交通系電子マネー同様、小銭を気にせずに車内販売を使うことができます。訪日外国人だと交通系電子マネーは持ってないでしょうが、クレジットカードは持っています。彼らにとって外国通貨である日本円を使わなくても、自国で使ってきたクレジットカードがそのまま使えるのです。JCB、Visa、MasterCardなどの主要クレジットカードが使え、弁当、飲み物、おつまみ、土産、オリジナルグッズ、食堂車での支払いに使えます。一度の利用で、1万円まで使えます(寝台特急は2万円まで)。
このような改善がなされるようになったのは、2014年から車内販売に新たな機械を導入したため(2008年に導入したハンディ端末で、交通系電子マネーに対応できるようになりました)。「ハンディ端末とプリンタ」の機能とシステムをフル活用することで実現しました。車内販売のアテンダント一人一人がPOSレジを持っているようなものです。
クレジットカードの取り扱い開始を記念して日本レストランエンタプライズは、株式会社ビューカードなど関係クレジットカード会社と共同でプレゼントを行います。サービス開始初日の6月1日から車内販売でクレジットカードを税込み500円以上利用した人先着3万人に、日本レストランエンタプライズ特製フィナンシェをプレゼントします。期間は6月30日までですが、なくなり次第終了します。
(参考:日本レストランエンタプライズホームページ http://www.nre.co.jp/news/obj/file/000/184/150519-1845_pdf.pdf)
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