阪和線に新車122両投入!
阪和線は快速こそ新型車両の223系、225系に置き換えられましたが(一番古いものでも20年程度)、普通に関しては分割民営化前後につくられた205系(6両編成4本、4両編成5本)を除いては、旧型の103系が今なお使われ続けています。
ところがその阪和線に、新型車両が入ることになりました。4月30日にJR西日本から発表された「JR西日本グループ中期経営計画2017 進捗状況と今後の重点取り組み(アップデート)」によれば、2017年度までに阪和線に122両の新車を投入するということです。
阪和線に投入される122両の新車がどういうものかは、わかりません。ただ、どう考えても置き換えが必要なのは、103系です。阪和線は103系だらけというイメージがありましたが、225系の大量投入によりすでにその数を減らしており、6両編成10本、4両編成8本、3両編成2本の合計98両しかありません。十分置き換えられる数字です。リニューアルされている205系をラッシュ時の助っ人(もしくは他線へ転用)として残して、103系を廃車(状態のいいのは他線の103系に転用)させるのでしょうか? 大阪環状線の323系と合わせると、アーバンネットワークの主要線区(大阪環状線、阪和線、大和路線)から103系を追放できそうです。ともかく、かなり遅れたとはいえ、楽しみなニュースです。
話は変わりますが、「JR西日本グループ中期経営計画2017 進捗状況と今後の重点取り組み(アップデート)」には「ICOCA」についても触れられています。この前、導入エリアの拡大を発表したばかりですが、北陸、特急停車駅、近畿エリア周辺への拡大、IC車載器導入の検討を行うようです。IC車載器は無人駅の多い区間用でしょうか? また、「ICOCA」による利用に応じた新たな近距離利用促進サービスの導入も検討するようです。何らかの割引ができるのかもしれません。
(参考:JR西日本ホームページ http://www.westjr.co.jp/press/article/2015/04/page_7106.html)
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