後藤総合車両所で通常業務を見ることのできるツアー
JR西日本米子支社は、この6月3日から、後藤総合車両所(米子市)の見学ツアーを始めます。産業観光の活性化で地域に貢献しようと、これまで年1回だけだった一般公開を毎週行うことになりました。車体やエンジン、台車の検査・修理を行う後藤総合車両所のほぼすべての施設を説明を受けながら見学することができます。予約制で毎週水曜日(13:30~15:00)に20人の定員で行います。代金は無料で、案内パンフレットも用意され、特製ストラップなどの記念品もついてきます。
車両工場の見学ツアーはよくイベントで行われますが、この見学ツアーがほかのと異なるところは、通常行われている業務を見ることができるということ。見学用のデモストレーションではありません。ですから、どういうものを見ることができるかは、当日のお楽しみです。後藤総合車両所はJR西日本に5つある在来線用の総合車両所のひとつで、1902年に米子駅構内に設置されたのが始まりとされています。ディーゼルカーやディーゼル機関車に強いようで、ディーゼルエンジンはこの後藤総合車両所がすべてを担当しています。
ツアーの申し込みは、JR西日本のホームページから専用用紙をダウンロードしてファックスなどで行います。すでに5月上旬から申し込みの受け付けは始まっていたようです。締め切りは開催日の1週間前です。最新の予約状況も掲載されていて、夏休み期間中の開催日の中には、すでに予約が定員に達しているところもあります。
(追記1)
2015年6月から毎週水曜日に行われている「後藤総合車両所見学ツアー」ですが、2016年度はお盆を除く夏休みの土曜日にも開催することになりました。
(追記2)
2016年11月2日から、「後藤総合車両所見学ツアー」のオプションとして扇形車庫の公開も行います。「後藤総合車両所見学ツアー」の行われる日の午前中、10:30~11:30の間に行います。
(参考:産経ニュース http://www.sankei.com/west/news/151230/wst1512300001-n1.html、毎日jp http://mainichi.jp/area/tottori/news/20150529ddlk31040593000c.html、日本海新聞ホームページ http://www.nnn.co.jp/news/150528/20150528002.html、JR西日本ホームページ http://www.westjr.co.jp/press/article/2016/04/page_8615.html、https://www.westjr.co.jp/press/article/2016/10/page_9384.html)
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