新函館北斗から函館市内へのバス、約100本
函館側の新幹線駅、新函館北斗は、函館の市内からかなり離れたところになります。新函館北斗には、何もありません。
そこで、新函館北斗と函館とを結ぶアクセス手段が必要となります。JR北海道は、「はこだてライナー」を走らせますが、バスでもアクセス手段が用意されます。
函館バスは函館から新函館北斗へのバスを70本増やし、1日約100本にします。七飯町内を発着点としている70本のバスを延長するのです。6つの系統があり、大野新道または国道5号線を経由し、五稜郭や湯の川方面に向かいます。新函館北斗からの所要時間は五稜郭エリアまでが約55分、函館駅前までは約1時間5分です。鉄道よりは時間がかかりますが、五稜郭エリアや湯の川まで直通できるというメリットがあります。このほか、新函館北斗には、函館駅と鹿部、せたな、江差を結ぶバス合計18本も乗り入れます。いろいろ合わせて、新函館北斗に乗り入れるバスは現在の約4倍、120本程度となります。
函館バスは、JRと対決するばかりではなく、函館駅からノンストップで湯の川エリアに行く快速バスの運行も始めます。「はこだてライナー」の発着に合わせて運行し、主要ホテルにはきめ細かく停車するのが特徴です。
バスよりももっときめ細かくできるのはタクシー。函館地区ハイヤー協会はエリア限定で、定額制タクシーの導入を検討しています。乗り換えなしで、玄関の前まで直通です。
(参考:函館新聞社ホームページ http://www.ehako.com/news/news2015a/8916_index_msg.shtml)
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