北陸新幹線、開業3か月間の利用者数
JR西日本は7月8日、3月14日から6月末までの北陸新幹線各駅の1日当たり乗車人数(速報値)を発表しました。自動改札機を利用した乗車人数は、金沢駅が8700人、富山駅が4800人、新高岡駅が1600人、黒部宇奈月温泉駅が800人、糸魚川駅が400人でした。開業当初の数字とよく似た傾向を示しています。なおこの数字は、自動改札を通らない、団体客は含まれていません。そのため、黒部宇奈月温泉駅で独自に調査している黒部市の担当者は、団体客の利用が多いことから、実際の利用者数は多いとしています。
この数字を見ると、富山に比べて、金沢が飛びぬけている印象がありますが、金沢の数字には、関西方面からの特急乗り継ぎ客も含まれていますので、その分は割り引かないといけないでしょう。
JR西日本は合わせて、6月30日までの列車の利用状況についても発表しました。上越妙高-糸魚川間の乗車率は47%、1日平均の利用者数は約26000人でした。前年同期に比べると、3.19倍に増えています(前年の数字は北陸線直江津-糸魚川間の「はくたか」「北越」の利用者数)。列車ごとに分けると、「かがやき」が53%、「はくたか」が42%です。JR東日本では逆の結果が出ていますが、JR西日本ではイメージ通り「かがやき」のほうが人気です。座席タイプ別では、「グランクラス」が62%、指定席が52%、自由席が31%でした。自由席は「はくたか」にしかなく、しかも北陸新幹線の好調が伝えられていることから、あらかじめ指定席を予約する人が多いのでしょう。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20150709-OYTNT50022.html)
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