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JR北海道、室蘭線小幌駅等を廃止か?

 以前に書いた記事にもありました通り、JR北海道は駅の廃止にも踏み切ります。

 そのひとつは、室蘭線小幌駅(豊浦町)のようです。静狩-礼文間にあるこの駅は、長万部町との境にあり、トンネルに挟まれた約80メートルほどの谷間にあります。三方が崖で、車で行くことはできません。「日本一の秘境駅」とも言われています。1943年にすれ違いのための信号場としてつくられ、複線化がなったあともそのまま残り、1987年に駅になりました。幹線なので特急や貨物列車も通りますが、それらは当然通過、普通列車も通過するものがあり、停車するのは1日上下あわせて8本のみです。

 かつては近くに民家もあったようですが、今はなく、利用するのは秘境駅目当ての鉄道ファンだけだと言われています。そういう駅なので、駅の廃止自体は問題はないでしょうが、島田JR北海道社長の「マニアの方々のためにコストをかけて維持していくべきなのか」(カギカッコの部分は参考にした記事からの引用)という発言はいかがなものでしょうか? かつては「ワイド周遊券」と道内で完結する夜行列車を活用して、夏休みに北海道をぐるぐる回ることができました。そういう時代に比べると北海道の鉄道の旅は魅力に乏しくなったと言えますが、それは仕方のないことでしょう。ただ、鉄道ファンを敵に回すような発言は問題とも言えます。単純に「付近に民家がなく、地元の人の利用が見込めないので廃止にします」といえばいいだけの話です。

 ほかにも、石北線金華駅(北見市)が2016年3月で廃止になるようです。この駅は数年間、利用客がゼロだったようです(もっとも、利用客ゼロの駅だけが廃止対象になるわけではないようです)。ちなみに、この金華駅には1日3往復、折り返し列車があります。隣の西留辺蘂駅を利用する通学客のためでしょうが、この扱いがどうなるかはわかりません。また、駅の廃止ではありませんが、2つ網走寄りの留辺蘂駅(特急停車駅、「みどりの窓口」あり)が無人化されるようです。

(追記)
 小幌駅は10月末までに廃止される方針です。地元長万部町はこの秘境駅を観光に活用するつもりだとして、廃止に反対していますが、これから計画をまとめる段階では、遅いでしょう。鉄道ファンが来すぎると、秘境駅ではなくなります。

 また、2016年3月のダイヤ改正では、石北線の上白滝、旧白滝、下白滝の3駅(いずれも遠軽町)が廃止される方針です。JR北海道は全体で数十の無人駅を廃止する方針です。なお、石北線を廃止する予定はなく、白滝駅には今後も特急を停める方針です。
(参考:北海道新聞ホームページ http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0158186.html、http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0157729.html、http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0159320.html、毎日jp http://mainichi.jp/select/news/20150726k0000m040030000c.html)

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