集中工事のため、森行きの最終列車は藤城線経由
JR北海道は、新幹線開業後を見据え、(新幹線開業によって特急などが新函館北斗経由になると考えられるため、本数が増える)渡島大野-大沼間で地上設備、電気設備の集中工事を行います。主な内容は、渡島大野-大沼間のロングレール化、仁山駅構内のレール交換、コンクリート枕木化で、これによって安定性の確保・乗り心地の向上を図ります。
しかし、この作業を行うためには、列車の走らない時間を確保する必要があります。現在のダイヤでは、少々足らないのです。そこで、8月24日から10月13日までの51日間、最終列車、函館22:54発森行きを藤城線経由にして作業時間を確保します。藤城線経由となった森行き最終列車は、大沼からはダイヤ通りに走ります。
列車が通らなくなる渡島大野、仁山両駅の利用者に対しては、七飯-仁山間においてタクシーによる代行輸送を行います(運賃は列車と同額です)。利用実績が少ないからでしょうか、仁山-大沼間はタクシー代行を行わず、渡島大野、仁山の各駅からは大沼方面に行くことができません。代行タクシーは渡島大野、仁山ともに降車専用なので、渡島大野-仁山間の利用もできません。運賃は、七飯で列車を降りるときに、渡島大野あるいは仁山までの分を払う必要があります。
(参考:JR北海道ホームページ http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2015/150714-2.pdf)
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