西武秩父駅に温泉
西武鉄道と西武クリエーションは、西武秩父駅構内の西武秩父仲見世通りに、物販・飲食店舗を備えた複合型温泉施設(名称未定)をオープンさせます。24.5億円の費用をかけ、開業予定は2017年春です。秩父地域観光及び秩父温泉のブランド力向上を図るというのが主な目的です。
この複合型温泉施設のデザインコンセプトは、「祭」。秩父には数多くの神社や寺があることから祭りも多く、年間300以上の祭があります。そこで、施設全体も「祭」をコンセプトにしたデザインで表現します。施設の内部は、温泉エリア、飲食・イベントエリア(フードコートもあります)、物販エリアの3つから成ります。メインの温泉エリアは、露天風呂、内湯(ジェットバスやサウナもあります)、岩盤浴、休憩スペース、飲食施設、整体などを配置します。露天風呂には源泉かけ流し湯、岩風呂、寝ころび湯などがあり、くつろぎながら、景色を楽しむことができます。休憩スペースには個室型の「プレミアム休憩スペース(仮称)」があり、翌朝までの仮眠もできます。
想定される利用客は、秩父への観光客(国の内外を問わず)、登山やサイクリングなどのレジャーで来た人のほか、地元の人も挙げられています。身近な温泉として使ってもらいたいと考えているようです。ちなみに西武秩父駅はテレビCMの影響などで利用者が増えていて、1日約7000人の乗降客がいます。
(参考:西武ホームページ http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/news-release/2015/__icsFiles/afieldfile/2015/07/08/20150708onsen.pdf、埼玉新聞ホームページ http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/07/09/04.html)
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