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台湾に電池式スクーター

 電気で動く車はたくさんありますが、ネックは充電。充電には時間がかかり、その間は動かすことができません。

 そこで台湾で生まれたのは電池式のスクーター。拠点で電池(重さ9キロのもの2個)を換えるだけで、あっという間に完了です。10秒もかかりません。交換された電池は充電し、次の客に備えます。フルに充電すれば、約100キロ走ります。

 この電池式スクーターを発売しているのは、台湾のベンチャー企業。6月末から売り始めています。実は、電池式スクーターの走行に必要な電池、個人のものではありません。台北など2市に約70か所ある電池ステーションで借りるというかたちをとります。スマートフォンの専用アプリで電池の残量を確認したり、電池ステーションでの交換を予約したりすることができます。電池式スクーターの値段は約12.8万台湾ドル(約50万円)と高いのですが、政府の補助金を活用すれば、競争できる水準になるようです。発売元は、今年中に電池ステーションの数を150か所に増やす予定です。

 この電池式スクーター、世界進出の野望もあります。アジアやヨーロッパが対象で、日本も含まれています。自転車で移動するには規模が大きすぎる、大阪や京都ぐらいの規模の町がターゲットとなるようです。

 ところで、この電池式スクーターのアイデア、普通の乗用車でもできれば面白いでしょう。ガソリン車のようにすぐに充電できて、走り出すことができます。ただ、やるとすればどれぐらい電池がいるのでしょうか?
(参考:朝日新聞8月4日朝刊 中部14版)

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