相鉄、8月23日貨物線に旅客列車を走らせる
相模鉄道には、相鉄本線、いずみ野線のほか、厚木線という路線があります。相鉄本線かしわ台-海老名間にある相模国分信号所からJR東日本相模線の厚木駅に至る2.2キロの路線です。しかしこの厚木線、日ごろは乗ることができません。貨物線だからです(実際には貨物列車すら運行されず、厚木駅に隣接する留置線(厚木操車場)に車両を留置するための回送ルートとして使われているほか、新造車両の搬入ルートとしても使われます)。ところが、8月23日に限り、この貨物線の厚木線に乗車することができます。「相鉄厚木線 乗車体験会」です。夏休み特別企画として、かしわ台から相模国分信号所を経由し、厚木操車場までの臨時列車を運行します。
臨時列車はかしわ台から厚木操車場まで行き、再びかしわ台に戻る3往復が運行されます(乗降はかしわ台のみで、厚木操車場では乗降できません)。かしわ台11:05発、13:45発、14:45発で、所要時間は26分です。3便とも先着600人に限り乗車することができます(雨天決行ですが、荒天、事故災害時は中止になることがあります。また、座席指定ではないので、座れないこともあります)。
この臨時列車に乗るには、8月23日分の「相鉄・鉄道全線1日乗車券」(1日乗車券は7月18日から8月31日までの期間限定、大人620円)を購入する必要があります。券売機で購入できます。人気の集中しそうな、1号車、10号車に乗車を希望する人は、発車30分前にかしわ台西口(改札外)コンコースに集合する必要があります。定員は各車両40人ずつです。その他の車両に乗車を希望する人は、出発の15分前までにかしわ台2番線ホームに集合します。なお、乗車中は車両間の移動ができません。また、臨時列車は3往復運行されますが、乗車できるのは1日乗車券1枚につき1回限りです。
(追記)
相模鉄道は2016年8月21日にも、同様のイベントを行います。1日3本の運行(かしわ台11:15、13:15、15:15発)、「相鉄・鉄道全線1日乗車券」が必要なことは変わりありませんが、乗車できる人数が各回500人に減る一方、1号車、10号車に乗車できる人数が50人ずつと増えています(出発20分前までにかしわ台西口(改札外)コンコースに集合する必要あり)。
(参考:相模鉄道ホームページ http://www.sotetsu.co.jp/train/info/249.html、http://www.sotetsu.co.jp/train/info/303.html、レスポンスホームページ http://response.jp/article/2015/08/16/257989.html)
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