「PiTaPa」で大阪市営地下鉄20%引き
大した割引がないのに、新たにクレジットカードをつくらないといけない、「PiTaPa」。金券ショップでばら売りの切符を買ったほうが安いことが多く、わざわざ「PiTaPa」をつくる意味がありません。
しかし、大阪市交通局は例外です。使えば回数券レベルの1割引きとなります。関西に住んでいて、ある程度大阪市交通局を利用する人なら、「PiTaPa」を持つ価値があります。しかも、期間限定ながら、それがパワーアップするのです。
それは、9月から始まる、「PiTaPaトリプル10キャンペーン」、9月1日から2016年6月30日の間、割引率が20%になります。「トリプル10」は「PiTaPa」導入10周年の「10」、平成27年9月から10か月間の「10」、割引率をさらにプラス10%の「10」を掛け合わせたものです。ICカード利用者のさらなる利便性の向上とICカード普及促進を目指した新しいICカード戦略「Next Stage」のひとつとして実施します。「ICOCA」導入と併せて、ICカードの利用率を現在の46%から、2022年春を目途に80%に引き上げるのが狙いです。
それでは、詳しく見ていきましょう。対象となる人は、「PiTaPa」を利用した人(フリースタイル学生及びマイスタイルの学生大人を登録した人は除きます)。9月1日から2016年6月30日の間、市営地下鉄・ニュートラム、市バスで適用されます。割引内容は、市営地下鉄・ニュートラム、市バスの利用金額が月5000円(子供は2500円)以下の場合、割引率が20%になります。5000円(子供は2500円)を超えた場合は、これまでに比べて500円(子供は250円)お得になります。ほかの鉄道会社の割引内容の乏しさはともかく、これだけでも「PiTaPa」にしたくなるような割引内容です。
(参考:大阪市交通局ホームページ http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/general/eigyou/price/price_menu/ic_card/triple_10.html、毎日jp http://mainichi.jp/area/osaka/news/20150724ddlk27010394000c.html)
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