高野線2000系が真っ赤に
2016年のNHKの大河ドラマは「真田丸」。真田幸村が一時住んでいた九度山も舞台になると考えられます。
そこで高野山山岳区間の活性化策として2007年度から「こうや花鉄道」プロジェクトを実施している南海は、九度山をさらに盛り上げるため、和歌山県伊都郡九度山町の協力の下、新たな施策を行います。
それは主に橋本以南を走る2000系1編成を、真っ赤に塗って走らせるというもの。11月1日から約1年間運行する予定です。外装は、真田幸村の赤備え甲冑をモチーフに車体を赤く塗り、「六文銭」や「結び雁金」をあしらい、甲冑の力強さや美しさを表現しています。内装は、一般座席は赤をベースに「六文銭」を取り入れたデザイン、優先座席は若草色をベースに「六文銭」をハートに変えたものに変更します。
九度山町の玄関口、九度山駅の駅舎も変わります。11月ごろ完成予定で、駅舎やホームを落ち着いた色合いに塗装するとともに、真田の「六文銭」をあしらったのれんや幕によって、真田ゆかりの地の特別感を演出します。こちらも赤が目立つようになっています。
(追記)
車両の定期検査が始まるため、真っ赤に塗られた2000系の運行は2019年2月20日で終了します。九度山駅の装飾は当分の間継続します。
(参考:南海ホームページ http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/150811_2.pdf、http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/190207_1.pdf、YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/local/wakayama/news/20150821-OYTNT50297.html、レスポンスホームページ http://response.jp/article/2015/08/16/257990.html)
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