万葉線の「ドラえもん電車」、2018年8月まで延長
高岡は作者の藤子・F・不二雄氏が少年時代を過ごしたところ。その高岡を走る万葉線には、「ドラえもん」のキャラクターを描いたラッピング電車、「ドラえもんトラム」が走っています。1編成が、一日平均8往復しています。「ドラえもんトラム」は「ドラえもん」に因んで、車体は青に塗られています。窓の下は赤い首輪に因んで、赤いラインが引かれています。ドアは「どこでもドア」風になっています。「ドラえもん」の生誕100年前に当たる2012年9月から1年間の予定で走り始めましたが、その後2015年8月まで運行が継続されています。
その「ドラえもんトラム」ですが、作品の著作権を持つ藤子・F・不二雄プロなどとの間で話がまとまり、9月以降も2018年8月末まで運行が継続されることになりました。というのも、この「ドラえもんトラム」が人気だからです。台湾からの団体ツアー客など国内外の観光客が訪れ、7月15日現在で延べ41万人余りの乗車人数を数えています。
先ほども述べたように、高岡は作者の藤子・F・不二雄氏が少年時代を過ごしたところです。12月1日には、高岡市美術館に藤子・F・不二雄氏の作品や足跡を発信する「ふるさとギャラリー」が開設されます。また、高岡市内の公園には「ドラえもん」のポストや銅像、作品に出てくる「ドラえもんの空き地」を再現した公園などが点在しています。「ドラえもんトラム」を降りても、「ドラえもん」を楽しむことができるのです。
(追記)
「ドラえもんトラム」の運行が2021年8月末まで延長されることになりました。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/life/travel/rnews/20150805-OYT8T50054.html、中日新聞ホームページ http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2015080402100012.html、毎日jp http://mainichi.jp/area/toyama/news/20150804ddlk16040316000c.html、万葉線ホームぺージ http://www.manyosen.co.jp/)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 新型「ロマンスカー」は淡い水色(2025.11.18)
- 521系の「大和路快速」(2025.11.16)
「東海・北陸私鉄」カテゴリの記事
- 521系の「大和路快速」(2025.11.16)
- 立山町長、路線存続へ観光客から2000円を取る案(2025.10.06)
- 養老鉄道、近鉄時代からの車両を更新へ(2025.09.21)
- 富山地鉄、宇奈月温泉方面も廃止か?(2025.09.20)
「路面電車」カテゴリの記事
- ライトライン、駅部分だけを除いて西側のみを先行開業?(2025.11.12)
- 船で万博へ&新しい広電に乗る(3)(2025.10.17)
- 船で万博へ&新しい広電に乗る(0)(2025.10.14)
- 新金貨物線沿いにBRT(2025.10.18)
- 九州ほぼ一周の旅(4)(2025.09.26)


Comments