気仙沼線BRT、ほとんどが専用道に
鉄路を復旧させず、BRTのままで行く気仙沼線・大船渡線。JR東日本は先日記事にした新駅設置のほか、専用道を増やすことによって、利便性の向上を図ります。
JR東日本が沿線自治体に示した案によれば、気仙沼線(BRT区間は柳津-気仙沼間、55.3キロ)については、専用道の比率を現在の41%(約23キロ)から90%(約50キロ)にまで増やします。当初は6割を専用道にする予定でしたが、それを大幅に上回り、ほとんどが専用道を走るようになるのです。所要時間も現在の1時間46分から1時間30分に短縮され、鉄道が運行されていたときとほとんど変わらなくなります。
大船渡線(BRT区間は気仙沼-盛間、43.7キロ)については、専用道の比率を現在の37%(約16キロ)から51%(約22キロ)に増やします。気仙沼線より割合が低いのは、気仙沼市と陸前高田市の間は国道45号線を使用し、被災を免れた線路は山間部にあるためです。当初の整備割合(6割)を下回るのも、そのためです。所要時間は現在の1時間14分から短縮されると見込まれていますが、具体的な短縮時間は不明です。
(参考:河北新聞ホームページ http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150803_11009.html)
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