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北陸新幹線敦賀開業時、在来線特急は新幹線下に乗り入れ

 北陸新幹線が敦賀まで延伸するのは2022年度(しかも、それを前倒しするという話もあります)、フリーゲージトレインが北陸に導入されるのは2025年度(実用化しないというリスクもあります)、よって少なくとも何年かは敦賀での乗り換えを迫られます。しかも、敦賀駅の新幹線ホームと在来線ホームは離れています。高さで24メートル、距離で200メートルも離れています。ここを歩いて乗り換えさせると、かなりの時間がかかり、新幹線の速達効果をそいでしまいます。

 その敦賀での乗り換えですが、与党整備新幹線建設促進プロジェクトチームの検討委員会は、8月28日、ある案を出しました。特急列車について引き込み線をつくり、新幹線ホームの真下にホームをつくります。ホームの向かいに在来線特急が停まっているという対面式よりは劣りますが、上下の移動だけで済みます。乗り換えをスムーズにするためにも、新幹線と特急の乗り換えの場合は改札をなくしたほうがよさそうです。

 それ以外の普通列車については、現行の在来線ホームから発着しますが、「動く歩道」を整備することによって、移動にかかる時間を短縮します。ローカル列車なら、この程度の配慮があれば悪くはないでしょう。
(参考:中日新聞ホームページ http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2015082902000206.html、http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2015092202000208.html)

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Comments

しらさぎとサンダーバード
同じホームに並べておくのは
デメリットがおおきいですかね?

Posted by: フリーダム | 2015.09.24 08:01 PM

 フリーダムさん、こんばんは。

* しらさぎとサンダーバード

 駅の構造がどうなるかはわからないですが、新幹線の真下に在来線ホームを置くなら、2線ぐらいは用意できるでしょう。

Posted by: たべちゃん | 2015.09.24 09:20 PM

当初言われていた同一ホーム乗換を断念した理由は何でしょうか?
まあ、確かに、地上8F相当のホームで同一ホーム乗換は、相当大がかりな工事となり、難しいなとは思っていましたが、いずれはGCTによる直通運転を前提にしたものの、やはり実用化が困難になってきたからでしょうか。

あるいは、当初はフル規格は敦賀で打ち止め、その先は未来永劫GCTにするつもりが、敦賀以西も建設する方向に変わりつつあるということもあるでしょう。

Posted by: かにうさぎ | 2015.09.26 11:03 AM

 かにうさぎさん、こんにちは。

* いずれはGCTによる直通運転を前提にしたものの、やはり実用化

 「フリーゲージトレインがうまくいっていない」という話( https://tabechan.cocolog-nifty.com/note/2015/06/post-db67.html )はありますが、その後どうなったのでしょうか? 乗り換えの場合も、利便性の低下を防ぐために、エレベータの上下だけでダイレクトに在来線ホームに行くことができるようにしなければならないでしょう。中間改札はもってのほかです。

* 敦賀以西も建設する方向に

 敦賀での乗り換えが必要なら、全線フル規格での必要性は高まります。

Posted by: たべちゃん | 2015.09.26 11:59 AM

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