向谷氏が若桜鉄道の車内メロディーを作曲
若桜鉄道は10月1日から、乗客に出発を知らせる車内メロディーを導入しました。
この車内メロディーを作曲したのは、「カシオペア」の元メンバーの向谷実氏。音楽制作を行う会社の社長です。熱烈な鉄道ファンとして知られ、趣味を兼ねてなのか阪神や九州新幹線などの車内メロディーを作成しています。
車内メロディーが生まれるきっかけは、4月に行われたSL社会実験の宣伝を向谷氏に依頼したとき。向谷氏は逆に無料での車内メロディーの作曲を提案しました。どうやら代わりに受け取った報酬はSLやディーゼル機関車の体験運転だそうです。それまでメロディーはなく、発車時はアナウンスが流れるのみでした。若桜鉄道の山田社長が、雪が降り積もった若桜駅の映像をインターネットで向谷氏に見せたところ、即興で2種類の車内メロディーをつくりました。
車内メロディーはいずれも約10秒。若桜駅を出発するときに流れる上り用は鳥取市内への通勤や通学客を想定した軽快な洋風となっていて、雪のきらめきまで表現されているようです。反対に郡家駅を出発するときに流れる下り用は若桜への観光客向けとなっていて、桜や田園など日本の原風景をイメージしたものとなっているようです。車内メロディーが流れるのは若桜鉄道を走る列車のうち日中を中心とした6往復、JRの車両では流れません。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/life/travel/rnews/20151001-OYT8T50095.html、レスポンスホームページ http://response.jp/article/2015/09/30/261093.html)
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