「エクスプレス予約」を使った割引切符の話題
新たにJR東海かJR西日本のクレジットカードをつくり、年会費1080円を払う必要があるものの(既存のクレジットカードを使う「プラスEX」は年会費540円)、東海道・山陽新幹線を安く乗ることができる「エクスプレス予約」。その「エクスプレス予約」の会員向けに期間限定商品を発売します。駅では買えず、パソコン、スマートフォン、携帯電話で購入するものです。
ひとつは「IC早特タイプ21」。以前にも発売された商品ですが、再び登場することになりました。乗車日21日前までの予約で東海道新幹線の「のぞみ」に格安で乗ることができます。乗車する駅を6:00~6:59、11:00~15:59に出発する「のぞみ」の普通車指定席が利用可能です。「ひかり」、「こだま」は利用できません。値段は、東京・品川-名古屋間が8800円、東京・品川-新大阪間が11000円です。東京・品川-新大阪間でみた場合、通常の切符に比べて3450円安くなります(「のぞみ」普通車指定席の片道運賃、通常期料金との比較)。利用期間は12月1日から2016年2月29日まで(12月18日から2016年1月4日は除きます)、発売期間は11月1日から2016年2月8日まで、乗車日1か月前の10:00から21日前の23:30まで発売します。発売席数も限られていて、列車ごとに決まっています。列車に空席があっても、利用できないこともあります。発車時刻までは何度も列車の変更が無料でできます(乗車日の20日前以降なら、「EX-ICサービス」等への変更となります。追加料金が必要となります)。新宿、千種、天王寺などと新幹線との間の運賃は別途必要となります。
もうひとつは「EXファミリー早特」。これも以前に発売されたことのある商品ですが、初夏に発売されたとき(利用期間は5月9日から7月12日までの休日)に引き続き、山陽新幹線全線開業40周年ということで、山陽新幹線を利用したときの値段が安くなっています。普通車指定席用でみた場合(グリーン車用もあります)、東京・品川-新大阪間が12340円と昨年同時期に発売されたものと変わりありませんが、東京・品川-岡山間が13000円、東京・品川-広島間が13300円、東京・品川-博多間が13800円、名古屋-博多間が12000円、新大阪-博多間が10000円です(「プラスEX」では東海道新幹線区間でしか使えません)。東京・品川-広島間でみた場合、通常の切符に比べて5780円安くなります(「のぞみ」普通車指定席の片道運賃、通常期料金との比較、大人片道1人当たり)。利用期間は12月5日から2016年2月28日までの休日と2016年2月12日(12月26日から2016年1月3日は除きます)、発売期間は11月5日から2016年2月25日まで、乗車日1か月前の10:00から3日前の23:30まで発売します。発売席数も限られていて、列車ごとに決まっています。列車に空席があっても、利用できないこともあります。なお、「みずほ」、「さくら」は利用できません。複数の列車を乗り継いでの利用もできません。発車時刻までは何度も列車の変更が無料でできます(乗車日の2日前以降なら、「EXきっぷ」等への変更となります。追加料金が必要となります)。新宿、千種、天王寺、南福岡などと新幹線との間の運賃は別途必要となります。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2015/10/page_7819.html、http://www.westjr.co.jp/press/article/2015/03/page_6956.html、JR東海ホームページ http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000028248.pdf)
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