京急、「モーニング・ウィング号」割当枚数について、「ウィング号」乗れば割引に
12月5日に京急がダイヤ改正を行い、平日朝の上りに「モーニング・ウィング号」を走らせることは記事にしましたが、その続報です。
「モーニング・ウィング号」の乗車には、運賃のほかに着席整理券が必要です。当日券の「Wing Ticket」のほか、1か月券の「Wing Pass」があります。「Wing Ticket」は利用時前日の15時~22時と当日の発車時刻までの間、各乗車駅に設置した「Wing Ticket」発売機で(ICカードでも購入できます)、「Wing Pass」は利用月前月の1日から25日の10時~20時の間、各乗車駅の有人改札窓口または定期券窓口(乗車駅によって異なります)で発売するのですが、各乗車駅での割当枚数が明らかになりました。「Wing Ticket」は三浦海岸が35枚、横須賀中央が78枚、金沢文庫が74枚、上大岡が117枚の合計304枚です。「Wing Pass」は三浦海岸が15枚、横須賀中央が34枚、金沢文庫が32枚、上大岡が51枚の合計132枚です。三浦海岸からは1号車に、横須賀中央からは2・3号車に、金沢文庫からは7・8号車に、上大岡からは4~6号車に乗車することになります。乗車時には駅係員に「Wing Ticket」もしくは「Wing Pass」を見せることになります。なお、上大岡発車までは指定された車両以外に移動することはできません。「Wing Ticket」は大人、子供ともに300円、「Wing Pass」は1か月5500円ですが、運行を開始する12月に限り、3000円で発売します。11月16日から25日までの発売で、オリジナルパスケースももらえます。
話は変わりまして、今度は下りの「ウィング号」。こちらは使用済み「Wing Ticket」を集めると無料着席カードがもらえる、「乗るほどお得なキャンペーン」を行います。12月7日からです。まず、下り「ウィング号」の使用済み「Wing Ticket」を集め、引換場所(品川、上大岡、金沢文庫、追浜、横須賀中央、京急久里浜、三浦海岸の有人窓口)で無料着席引換証に交換します(交換は2016年1月7日から行います)。交換できる無料着席引換証の枚数は、使用済み「Wing Ticket」が20枚なら3枚(引換日の翌月1日から1か月間有効)、使用済み「Wing Ticket」が40枚なら8枚(引換日の翌月1日から2か月間有効)、使用済み「Wing Ticket」が60枚なら15枚(引換日の翌月1日から3か月間有効)です。それを持って品川駅高輪口専用カウンターに行けば、1列車あたり先着50人に限り、無料着席カードがもらえます。これで「ウィング号」に無料で乗ることができるのです。無料着席カードが使えるのは、品川19:25発の3号以降の列車、1号(品川18:45発)、2号(品川19:05発)は使えないので御注意ください。無料着席カードに引き換えることができる時間は前の「ウィング号」が出てから発車の3分前までです。
(追記)
2016年4月1日から「Wing Ticket」と「Wing Pass」の販売方法が変更になりました。
(参考:京急ホームページ http://www.keikyu.co.jp/company/news/2015/20151104HP_15139MT.html、http://www.keikyu.co.jp/report/2015/20160325_20160325YM.html)
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