奈良交通八木新宮線、ノンステップバスを導入
全長166.9キロ、停留所の数は167。八木と新宮を結ぶ奈良交通の八木新宮線は、日本一長い距離を走る路線バスとして知られています。
この奈良交通八木新宮線に、11月2日から新車が3両登場しました(八木駅13:45発から運行を開始)。このバスは、ノンステップバス。奈良県地域交通改善協議会で策定された平成28年度生活交通確保維持改善計画及び和歌山県生活交通対策地域協議会で策定された平成28年度和歌山県地域間幹線系統確保維持計画に基づき導入するものです。定員は座席が31人、立席が39人と(観光バスタイプではなく)普通の路線バスの車両のようですが、長時間の乗車に配慮して、背もたれを高くする特別な車両となっています。
新型車両は八木駅13:45発と新宮駅5:53発の2本に使われます(新宮駅発は11月3日から)。なお、このバスには、八木新宮線沿線の橿原市、大和高田市、葛城市、御所市、五條市、十津川村、田辺市、新宮市のおすすめスポットとキャラクターがラッピングされています。観光案内も兼ねているのです。
実は2016年3月31日まで、「奈良県南部・東部地域宿泊者限定 路線バス運賃 キャッシュバックキャンペーン」を行っています。キャンペーンに参加している宿泊施設に泊まると、対象路線の奈良交通路線バス運賃が戻ってきます。これを組み合わせて旅に出るのもよいのかもしれません。
(参考:奈良交通ホームページ http://www.narakotsu.co.jp/rosen/yagi-shingu/index.html、産経ニュース http://www.sankei.com/region/news/151112/rgn1511120068-n1.html、レスポンスホームページ http://response.jp/article/2015/10/27/262912.html)
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