のと鉄道の団体客数、7か月で5万人超え
のと鉄道は人口が希薄な能登地方を走る第三セクター。地元の人には多くは期待できません。
そこであてにしているのが観光の団体客。そこでのと鉄道は2009年度に観光誘客の営業職員を2人増やし、飲食店、道の駅、宿泊施設などの協力を得て、能登各地を回る観光ルートを提案してきました。その結果、団体客数は増えています。2008年度は4866人だったのですが、営業を強化した2009年度には1万人を超え、2012年度には3万人を超えました。
そして、北陸新幹線が開業して観光列車も導入した2015年度、4月から10月までの7か月間で団体客数は50679人と5万人を超えました。昨年度(2014年度)1年間の数字、41391人をすでに上回り、4月から9月までの全乗客数を比べてみても、前年度比で6%増え、36万人となっています。今年度の団体客数の目標、6万人も達成は確実でしょう。
その今年度の団体客数を地域別に見ると、関東が7割、関西、東海が各1割、北陸やその他地域が残り1割を占めています。北陸新幹線で便利になった関東からの団体客が多いです。2016年度は北陸新幹線ブームが一段落するため関東からの団体客は伸び悩みます。そこで関西、東海からの団体客に期待するとともに(何か増える要素はあるのでしょうか?)、3年前から営業を始めた東北からも団体客を呼び込みたいと考えています。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151106-00304648-hokkoku-l17)
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