JR東海、2人以上の利用でお得な「一緒に☆こだま早特」発売
JR東海は、エクスプレス会員向けに東海道新幹線が安くなる商品を出しています(一例はこちら)。そのJR東海は、「こだま」を3日前までに2人以上で予約するとお得になる期間限定商品、「一緒に☆こだま早特」を発売しています。
「一緒に☆こだま早特」の特徴は、2人以上なら、「こだま」のグリーン車、普通車指定席が安く利用できるというものです。主な区間の値段は、普通車指定席用の場合、東京・品川-名古屋間が大人1人当たり8000円(「こだま」通常期に比べて2880円お得)、東京・品川-新大阪間が大人1人当たり10200円(「こだま」通常期に比べて3940円お得)とエクスプレス会員向けの商品では、最もお得なものとなっています。名古屋-新大阪間も大人1人当たり4200円(「こだま」通常期に比べて2150円お得)とかなり安くなっています。なお、新宿、千種、天王寺などと新幹線との間の運賃は別途必要となります。
そして、この「一緒に☆こだま早特」は家族旅行にも使えます。というのも、子供用の設定があるからです。普通車指定席用の子供用の値段は、大人の半額(端数の関係で、半額を若干下回る区間もあります)。グリーン車用は、子供のグリーン料金が半額にならないことから、半額よりも高くなっています。
「一緒に☆こだま早特」の設定期間は12月8日から2016年2月29日まで(12月26日から2016年1月4日までは利用できません)。発売期間は12月5日5:30から2016年2月26日23:30までのうち、乗車日1か月前の10:00から3日前の23:30までです。駅窓口では購入できず、「エクスプレス予約」または「プラスEX」会員の人がパソコン、スマートフォン、携帯電話で購入するものです。紙への切符の引換は、乗車するまでにJR東海またはJR西日本の主要駅で行います(「プラスEX」はJR東海のみ)。
「一緒に☆こだま早特」は「こだま」全便と名古屋始発で新大阪までは各駅に停まる「ひかり491号」、「ひかり495号」のみが対象の、席数限定の切符です。発売席数は列車ごとに限りがあります。先ほども書いたように3日前までの予約が必要ですが、切符に引き換えない限り乗車直前まで何度でも手数料なしで変更可能です(ただし「一緒に☆こだま早特」は席数に限りがある切符のため、変更後にも席数があることが条件です。また、変更後の乗車日の2日前以降の場合は、「一緒に☆こだま早特」が使えず、差額の支払いが必要になります)。乗り遅れたら後続の自由席にも乗車できないので、直前でも310円を払って払い戻すか、変更をかけないといけません。
(参考:JR東海ホームページ http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000028475.pdf)
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