« JR北海道、日高線復旧の条件に運行経費の一部負担等を求める | Main | 西武のレストラン列車は「西武 旅するレストラン 52席の至福」 »

銚子電鉄に髪毛黒生駅

 銚子電鉄が駅名へのネーミングライツ(命名権)を販売することについて以前に記事にしましたが、12月1日からその運用が始まりました。

 ネーミングライツを販売することができたのは、JRとの接続駅、銚子を除いた9駅中7駅。県内外の6企業が応募しました(銚子市に本社がある地元建設業者の藤工務所は2駅に応募しています)。ユニークなのは、東京の頭皮用シャンプーの小売り卸メソケアプラスが買った、笠上黒生<かさがみくろはえ>。駅名にかけて、「髪毛黒生<かみのけくろはえ>」と命名しました。縁起のよさそうな駅名です。そのほか、名物のぬれせんべいの生地の納入業者である根本商店(本社:銚子市)も西海鹿島のネーミングライツを購入しました。これらの駅では既存の駅看板を残したうえでネーミングライツの駅看板を新たに設置し、車内放送でも使います。

 ネーミングライツによる収入は年間830万円、引き続き売れ残った本銚子と外川については、スポンサーを探します。

(追記1)
 その笠上黒生ですが、12月1日から本物の昆布を使用した入場券を売り出しました。150円で100枚限定で売り出し、完売しました。

(追記2)
 その後、残っていた本銚子、外川にもスポンサーがつきました。
(参考:銚子電鉄ホームページ http://www.choshi-dentetsu.jp/detail/news/35、http://www.choshi-dentetsu.jp/detail/railway/37、東京新聞ホームページ http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201512/CK2015122402000173.html、毎日jp http://mainichi.jp/articles/20151203/k00/00e/040/165000c、railf.jp http://railf.jp/news/2016/02/12/150000.html)

| |

« JR北海道、日高線復旧の条件に運行経費の一部負担等を求める | Main | 西武のレストラン列車は「西武 旅するレストラン 52席の至福」 »

鉄道」カテゴリの記事

関東・甲信越私鉄」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 銚子電鉄に髪毛黒生駅:

« JR北海道、日高線復旧の条件に運行経費の一部負担等を求める | Main | 西武のレストラン列車は「西武 旅するレストラン 52席の至福」 »