銚子電鉄に髪毛黒生駅
銚子電鉄が駅名へのネーミングライツ(命名権)を販売することについて以前に記事にしましたが、12月1日からその運用が始まりました。
ネーミングライツを販売することができたのは、JRとの接続駅、銚子を除いた9駅中7駅。県内外の6企業が応募しました(銚子市に本社がある地元建設業者の藤工務所は2駅に応募しています)。ユニークなのは、東京の頭皮用シャンプーの小売り卸メソケアプラスが買った、笠上黒生<かさがみくろはえ>。駅名にかけて、「髪毛黒生<かみのけくろはえ>」と命名しました。縁起のよさそうな駅名です。そのほか、名物のぬれせんべいの生地の納入業者である根本商店(本社:銚子市)も西海鹿島のネーミングライツを購入しました。これらの駅では既存の駅看板を残したうえでネーミングライツの駅看板を新たに設置し、車内放送でも使います。
ネーミングライツによる収入は年間830万円、引き続き売れ残った本銚子と外川については、スポンサーを探します。
(追記1)
その笠上黒生ですが、12月1日から本物の昆布を使用した入場券を売り出しました。150円で100枚限定で売り出し、完売しました。
(追記2)
その後、残っていた本銚子、外川にもスポンサーがつきました。
(参考:銚子電鉄ホームページ http://www.choshi-dentetsu.jp/detail/news/35、http://www.choshi-dentetsu.jp/detail/railway/37、東京新聞ホームページ http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201512/CK2015122402000173.html、毎日jp http://mainichi.jp/articles/20151203/k00/00e/040/165000c、railf.jp http://railf.jp/news/2016/02/12/150000.html)
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