小田急も2016年3月26日にダイヤ改正
小田急もJRと同じ2016年3月26日に、ダイヤ改正を行います。東北沢-世田谷代田間の2017年度の複々線化完成前ですが、大掛かりな改正になるようです。
この改正では、以前に発表があった、海老名、伊勢原に特急が停まるようになります。海老名には上下合わせて平日は22本、休日は25本停まります。上下ともに、日中を中心に、1時間に1本ずつ停まります。新宿-海老名間の特急料金は570円です。伊勢原には平日、休日ともに2往復停車します。下りは7時台と8時台、上りは14時台と16時台(休日は17時台)に停まります。新宿-伊勢原間の特急料金は620円です。なお、伊勢原では、神奈川中央交通の大山ケーブルカーへのバスに接続します(遅れなどにより、接続できないこともあります)。
夕方以降の東京メトロ千代田線始発の「メトロホームウェイ号」も増発されます。2本増発し、18~22時台は大手町を毎時20分に出ます。5本とも本厚木行きとなり、唐木田行きは廃止になります。平日は10~16時台、休日は11~22時台において、特急の新宿発車時刻を10分、30分、50分に揃えます(平日の13:50発はありません)。なお、VSEで実施していた、シートサービスによる車内販売は廃止され、ワゴンサービスによる車内販売に統一されます。
小田急で変わるのは特急だけではありません。それ以外の列車も大きく変わるのです。驚くのが、下北沢-新百合ヶ丘間ノンストップの快速急行の増発。平日45本、休日63本増発し、日中(11~16時ごろ)は毎時6本運転します。小田原(一部は新松田)と藤沢に毎時3本ずつ運転します。快速急行、急行(小田原方面の急行3本と千代田線直通の急行3本です。この時間帯の江ノ島線の急行は廃止されます)、各駅停車が毎時6本ずつ運転されるシンプルなダイヤになります。快速急行と急行の接続も考慮され、後続の快速急行が急行に追い付いたり、途中で急行から快速急行に乗り換えたりすることによって新宿に先着することもできます。
これまで小田急の車両はJR東日本まで乗り入れず、JR東日本の車両も小田急には乗り入れなかったのですが、ダイヤ改正以降は小田急、東京メトロ、JR東日本の車両がそれぞれ相互に直通運転することになります。また、小田急から東京メトロ千代田線に直通する列車を平日26本、休日28本増発します。日中は千代田線から多摩線に行く急行が20分間隔で運転されます(これまでは多摩急行が毎時2本運転されていましたので、1本増えることになります)。平日の夕方、夜間は下りの千代田線直通準急を毎時1本増発します(この時間帯の多摩急行は残ります)。
そのほか、日中の急行の中には新松田以遠各駅停車になるものがありましたが、そういうものはなくなります。日中の開成-足柄間は各駅停車のみの運転になります。区間準急は全時間帯で廃止されます。
(参考:小田急ホームページ http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8360_8351253_.pdf)
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