南海浜寺公園駅駅舎、1月27日で引退
南海浜寺公園駅の駅舎は、東京駅丸の内駅舎などの設計で知られる辰野金吾博士によってつくられたもの。1907年に建て替えられ(駅の開業は1897年)、明治、大正、昭和、平成の109年にわたって使用されました。木造平屋建て、ハーフティンバー様式の美しい駅舎です。1998年には隣の諏訪ノ森駅西駅舎とともに、大手私鉄では初めて国の登録有形文化財として登録されました。
しかし、この浜寺公園駅駅舎も、1月27日の営業終了をもって閉鎖されます。南海本線(堺市)連続立体交差事業の進捗に伴うもので、翌日の28日からは隣に建設されている仮駅舎を使うこととなります。
なお、100年以上の伝統を誇る浜寺公園駅駅舎ですが、今後、新駅舎のエントランスなどとして保存活用される方向です。立体交差事業は2027年度に完成予定です。
(参考:南海ホームページ http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/160120.pdf、朝日新聞ホームページ http://www.asahi.com/articles/ASJ1N53DBJ1NPPTB006.html)
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