京阪3月19日ダイヤ改正で、「洛楽」定期化
京阪は3月19日にダイヤ改正を行います。
この改正で目立つのは、春秋の行楽シーズンに運行されている快速特急「洛楽」の定期化。休日ダイヤ実施日は毎日運行します。午前は京都方面行きを5本(淀屋橋9:00発から11:00発まで、30分間隔、所要時間50分)、午後は大阪方面行きを5本(出町柳16:02発から18:02発まで、30分間隔、所要時間50分)運行します。この「洛楽」が運行されている時間帯は、1時間に快速特急を2本、特急を4本、快速急行を2本運行します。後述するその他の時間帯とは異なることとなります。
快速特急「洛楽」が運行されない時間帯の主役は、特急。この特急も改善されます。昼間時間帯において、待避駅や停車時間を見直すことによって、特急の所要時間が短縮されます。淀屋橋-出町柳間で、出町柳行きは2分短縮して54分、淀屋橋行きは4分短縮して54分となります。特急と交野線、宇治線との接続時間も見直し、淀屋橋-宇治間のように6分も短縮する例もあります。
昼間のダイヤパターンが変わります。これまでは1時間に淀屋橋-出町柳間の特急が6本、淀屋橋-樟葉間の急行が3本、淀屋橋-出町柳間の準急が3本、中之島-出町柳間の普通と中之島-萱島間の普通が3本ずつでした。それがダイヤ改正後は、1時間に淀屋橋-出町柳間の特急が6本、淀屋橋-出町柳間の準急が6本、中之島-枚方市間の普通と中之島-萱島間の普通が3本ずつとなります。特急、準急、普通の3種類に集約され、(普通の半数が枚方市発着なのを除けば)わかりやすいダイヤになります。特急、準急、普通の接続駅は特急と準急が樟葉、丹波橋、三条、特急と普通が枚方市(普通が1時間に3本しかないため20分ごと)、準急と普通が京橋(京都方面行きのみ)と守口市です。
そのほか、枚方市5:04発の区間急行淀屋橋行きを樟葉5:00発の準急淀屋橋行きに変更することにより、樟葉などから大阪方面への到着時刻が早くなります。これまで樟葉行きであった出町柳0:00発の普通が枚方市行きになり、枚方市への最終が約12分遅くなります。反面、夜間のダイヤが見直され、平日の大阪方面行きの20~22時台、京都方面行きの21~22時台、休日の大阪方面行きの19~22時台、京都方面行きの20~21時台は12分間隔になります。
(参考:京阪ホームページ http://www.keihan.co.jp/info/upload/2016-01-18_train-diagram.pdf)
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Comments
新ダイヤだと,枚方市発着の普通が,萱島〜枚方市間で大して役に立たない割に他の列車のダイヤの邪魔になりそうです。普通は全て萱島止まりにして,萱島で準急と短時間で接続するようにすればいいのではないかと思うのですが,それだと京橋での中之島線との接続の調整がうまくいかないのかもしれませんね。
Posted by: (yo) | 2016.01.20 12:14 PM
(yo) さん、こんばんは。
* 新ダイヤだと,枚方市発着の普通が,
大阪方面から見た場合、枚方市発着の普通の存在価値は薄そうです。10分に1本だと少ないから入れたのでしょうか?
Posted by: たべちゃん | 2016.01.20 09:52 PM
沿線民ではないので何とも言えませんが、枚方普通の意味としては
1.そもそも萱島で旅客流動は切れていない。
2.寝屋川市から京都に行きやすくする。
の2点じゃないかと思います。
準急はおそらく萱島か香里園で待避になるでしょうが、2006年の改定ダイヤでも京橋~枚方市先着が特急10分毎しかなかった時代もあるので、大丈夫と踏んだのでしょう。
Posted by: 東怪人 | 2016.01.23 11:05 PM
東怪人さん、おはようございます。
* 沿線民ではないので何とも言えませんが、
枚方市発着の普通の存在意義が全くないとは言いませんが、それでもあまりなさそうです。
Posted by: たべちゃん | 2016.01.24 07:05 AM