大鰐線に期間限定、2種類のお得な切符
弘南鉄道大鰐線存続戦略協議会は、弘南鉄道大鰐線の利用促進を図るため、期間限定で2種類のお得な企画切符を発売することにしました。
ひとつは、中学生が対象の「中学生応援切符」。発売期間は2015年12月5日から2016年3月27日まで(利用予定日の1か月前から購入可能です。購入及び利用には生徒手帳の提示が必要です)、利用期間は2015年12月5日から2016年3月27日のうち、休日、冬休み、私立高校及び県立高校の受験日と合格発表日です。利用する区間の運賃の2回分で、4回利用できます。複数人で利用することも可能です。
もうひとつは、「通院あんしんパス」。大鰐線を使って病院に行ったときに、帰りの運賃が無料となるものです。平日8時から17時の間に、通院目的で大鰐線を利用する人が使えます。利用期間は2015年12月1日から2016年3月31日までです。利用方法は次の通りです。行きは普通に運賃を払って電車に乗り、降りるときに運転士または係員に声をかけ、「通院あんしんパス」を発行してもらいます。通院先の病院では、病院名と通院日が分かる印を「通院あんしんパス」に押してもらいます。帰り(パスの発行日及び通院日に限り有効です)はそのパスを見せれば、無料になるのです。
これらの努力の結果(そのほか、中央弘前-弘前間のシャトルバス試験運行などもあります)、大鰐線の2015年4~12月の利用客数が37.4万人となり、前年同期比約1500人増とわずかではありますが、5年ぶりに増加しました。とはいえ、2010年4~12月の利用者数である48.7万人に比べると10万人以上少なく、厳しい状況には変わりはないようです。
(参考:弘南鉄道インフォメーションブログ http://konantetsudo.blog115.fc2.com/blog-entry-235.html、YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20160127-OYTNT50314.html)
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