西武、本川越駅西口開設、特急料金100円刻みに
川越には西武の本川越のほか、JR東日本・東武の川越、東武の川越市といったターミナルがあり、分散しています。これを統一するという話は昔から時々あります。
そんな中、西武は川越市が進めている本川越駅西口駅前広場整備事業に合わせて、2月20日から西口を開設することになりました。蔵のまち口(東口)の向かいに設置され、東武川越市駅への乗り換えが便利になります。これまでは東口しかなかったので徒歩で11分かかっていましたが、川越市によれば5分に短縮されるようです。
東京メトロ等がダイヤ改正を行う3月26日には、西武もダイヤ改正を実施します。池袋線、新宿線とも改正です。副都心線関連では、副都心線に直通する快速急行と池袋を発着する準急との接続駅を練馬に統一します。これにより、池袋-飯能間で最大5分短縮します。副都心線の「Fライナー」も所要時間を短縮し、元町・中華街-飯能間の最速が95分になります。このほか、特急の増発等も行われます。
ところで、7月2日から西武の特急料金が変更されます。特急の運行にかかる費用の増加が理由で、消費税率の変更に伴うものを除いては、1991年以来の値上げということになります。18キロ以下の短距離利用の料金(300円)をつくり、100円刻みのわかりやすい料金体系となります。主な区間の料金は池袋-所沢間400円、池袋-西武秩父間700円、西武新宿・高田馬場-所沢間400円、西武新宿・所沢-本川越間500円です。大雑把に言えば、短距離は値下げ、長距離は値上げとなります。なお、7月2日以降の乗車であっても、7月1日以前に購入すれば現行の特急料金が適用されます。
(参考:西武ホームページ http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/news-release/2015/__icsFiles/afieldfile/2016/02/10/20160210honkawagoewest.pdf、http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/news-release/2015/__icsFiles/afieldfile/2016/02/09/20160209daiyakaisei.pdf、乗りものニュース http://trafficnews.jp/post/48558/、http://trafficnews.jp/post/51636/)
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