北陸新幹線、金沢-白山総合車両所間に特別列車
3月14日で北陸新幹線が金沢まで開業して1周年を迎えます。新幹線開業により航空機とのシェア争いで圧勝し、首都圏-石川県が開業前の38%から8割、首都圏-富山県が61%から9割に増えました。JR西日本の想定通りとはいえ、大きな変化です。開業2年目に向けては、観光客が集中する金沢だけではなく、富山、福井、高山方面などへの誘客を強化する方針です。今のところ具体的な計画はありませんが、11編成あるW7系の増備も検討するとのことです。
そんな北陸新幹線ですが、JR東日本とJR西日本は「北陸新幹線1周年キャンペーン」を行います。イベントはいくつか行われますが、ひとつ取り上げたいのが「花火プロジェクト」。金沢エリアと富山エリアの2か所で行われるのですが、ここで取り上げたいのが、金沢エリアのもの。普段は回送のみが走り、(福井方面に延長されるまで)旅客は乗ることができない金沢-白山総合車両所間に乗ることができるのです(富山エリアは3月12日に富岩運河環水公園内にて行います)。
金沢エリアでの「花火プロジェクト」は、富山エリアと同じ3月12日に行います。花火は犀川の河川敷で行うのですが(犀川河川敷には座敷席の設置はありません)、未開業区間の車内から花火を見ることができるのです。当日は17:50から金沢駅ホームで出発セレモニーを行い、特別列車は出発します。途中、18:10ごろから犀川付近で列車内から10分程度花火鑑賞を行い、18:30ごろ白山総合車両所に移動します。金沢駅に戻るのは19:00ごろです。天候の都合で花火が中止になったときは、特別列車に乗車するだけになります。
この特別列車には65組最大200人が乗ることができますが、応募するには1周年に関するエピソードがなければならないのです。「北陸新幹線スペシャルサイト」から1周年にまつわるエピソードを添えて、2人1組または3人1組で応募します(乳幼児は応募人数に含まれませんが、1組3人までです。なお、小学生以下のみでの応募はできません)。応募期間は2月1日から21日までですので(つまり今日まで)、応募したい方は急ぐ必要があります。ちなみに、「新北陸マガジン」に登録している人は、当選確率が2倍になります。
(追記)
金沢-白山総合車両所間の特別列車の応募倍率は41倍にもなりました。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2016/01/page_8205.html、
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/160126_00_hokuriku1th.pdf、http://hokuriku-w7.com/hanabi/campaign/、中日新聞ホームページ http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/economy/news/CK2016021902100007.html、Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160303-00340880-hokkoku-l17)
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