中央線鳥沢駅、駅舎建て替えでトイレなし
大月市にある中央線鳥沢駅は、駅舎の老朽化のため建て替え工事を行っています。3月末に完成予定です。
ところがこの駅にはトイレがありません。駅舎の建て替えに伴い無人駅となり、トイレの管理ができなくなるからです。これに対して地元の大月市は反発しています。大月市内には中央線の駅が6つあります。すでに梁川、初狩、笹子の3駅は無人化されていますが、駅にはトイレがあります。JR東日本の委託した関連会社が清掃などのトイレの維持、管理を行っています。おまけに、トイレがないはずの鳥沢駅には、関係者用のトイレがあります。これを駅の利用者が使えるようにすることも提案しています。
駅にトイレがないのは不便なのは確かです。ただ、設置すると維持管理の手間とお金がかかります(関係者用なら使った従業員が自ら掃除すればよい)。JR東日本にトイレを設置させることを強制することはできず、駅の利用者のためなら大月市が設置するか、管理費用を大月市が払うかで対応するしかないでしょう。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20160213-OYTNT50141.html)
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