金沢でも「ICOCA」
JR西日本のICカード、「ICOCA」。この「ICOCA」は北陸地方ではあいの風とやま鉄道で使えますが、そのほかの鉄道では使えません。JR西日本の北陸線でも使えません。
ところが、以前にも簡単には触れましたが、JR西日本はその北陸に「ICOCA」を導入します。導入するのは北陸線金沢-大聖寺間の各駅と新高岡。金沢、松任、小松にはICカード対応の自動改札機を、その他の駅にはICカードリーダーのみを置きます。15駅の設置にかかる費用は約10億円。2017年4月末サービス開始予定です。
ただ、このままでは富山県部分と石川県部分が離れ離れになってしまいます。そこで間を埋めるのが、IRいしかわ鉄道。2017年度に、倶利伽羅-東金沢間の4駅に「ICOCA」を導入します。しかし、それだけでは富山県と石川県の間をICカードで行き来することができません。あいの風とやま鉄道とIRいしかわ鉄道の運賃の配分システムを連結する必要があり、1年ほどかかるようです。
なお、城端線の他の駅と氷見線への導入については、未定です。福井県にも導入の予定はありません。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2016/02/page_8282.html、北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ http://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000006053、朝日新聞ホームページ http://www.asahi.com/articles/ASJ2J5TC0J2JPJLB00T.html、福井新聞ホームページ http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/super_expless/89567.html)
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