JR北海道、秩父鉄道、大井川鐵道が、東武のSL復活に協力
東武が鬼怒川線で2017年度中にSLを復活させることはすでに記事にしましたが、SLをどこかから持ってくるだけでは、SLを走らせることができません。SLの知識が豊富な検修員や乗務員(機関士、機関助士)が必要なのです。
本来なら東武自らが検修員や乗務員を養成するのですが、SLがなくなって久しいことから、東武にはそのような従業員はいません。そこで、東武のSL復活の目的である鉄道産業文化遺産の復元・保存、栃木・福島エリアの支援活性化という2つの主旨に賛同し、かつ従来からSLを運行しているためにSLに関する知識や経験が豊富な、JR北海道、秩父鉄道、大井川鐵道の3社の協力を得ることにしました。
このJR北海道、秩父鉄道、大井川鐵道の3社はこの1月から東武の従業員を受け入れ、復活運転に間に合わせるようにします。東武の従業員に、SLの運行に必要な知識や技術・技能を習得するための教育訓練を施しています。機関士は秩父鉄道と大井川鐵道に2人ずつ、検修員(8人)と機関助士(2人)はJR北海道で訓練を行います。
(参考:東武ホームページ http://www.tobu.co.jp/file/pdf/cb9b4fc7523c8e8967e976c148b6d20f/160121.pdf?date=20160121121433)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 京王、リクライニング機能付きロング/クロスシート転換座席を導入(2021.04.16)
「JR北海道」カテゴリの記事
- JR北海道にも「チケットレス特急券」(2021.04.19)
- 2016年に廃止になった留萌線留萌-増毛間、JR北海道等が撤去費用を負担(2021.04.08)
- 新幹線の列車公衆電話、6月で廃止(2021.03.20)
- 日高線転換バスには予約制特急バスも(2021.03.18)
「東海・北陸私鉄」カテゴリの記事
- JR西日本、1人でも乗り放題の全線フリー切符発売(2021.04.10)
- 大井川鐵道に午後だけ使えるフリー切符(2021.04.04)
- 福井鉄道、朝ラッシュ時の1往復に限り100円(2021.04.04)
- 城端線、氷見線のLRT化で46%増?(2021.03.27)
- 天竜浜名湖鉄道に純金製の切符(2021.04.11)
「関東・甲信越私鉄」カテゴリの記事
- 鹿島臨海鉄道、日中は2時間間隔に(2021.03.14)
- 413系がえちごトキめき鉄道へ(2021.03.06)
- アルピコ交通、車両の更新を先送り(2021.04.11)
- 秩父鉄道にもICカード(2021.04.18)
「東武」カテゴリの記事
- 「THライナー」、期間限定で草加に追加停車(2021.04.11)
- 「尾瀬夜行」で新潟に抜けることができる?(2021.02.12)
- 東武も終電繰り上げ(2020.12.04)
- 首都圏の大手私鉄、大晦日の終夜運転を行わないところが続々と(2020.11.21)
Comments