留萌線留萌-増毛間、2月12日から当分の間運休
JR北海道は9日、留萌線留萌-増毛間を明日12日から当分の間、終日運休させることを発表しました。気温上昇の影響による雪崩の恐れがあるためです。上下合わせて13本が運休しますが代行輸送は全く行わず、並行して走る沿岸バスの路線バスを使うことになります。留萌駅前-増毛駅前間で1日9往復運行しています。
留萌線留萌-増毛間の運転再開は、雪崩の恐れがなくなり、線路点検等を行った後になります。運転再開日は運転再開の見込みが立ってから発表されることになります。実はこの運休、2015年も実施しています。2月23日から約2か月間運休しました。輸送密度が2014年度で39人という、あまりにも利用の少ないローカル線なので、雪が融けるまで待とう、ということでしょうか? 留萌線留萌-増毛間は2016年度で廃止になる話があるので、その前に乗っておきたい人もいるでしょう。要注意です。
(追記1)
2月15日からは、並行する路線バスの運行がない時間帯を中心に、バス・タクシー代行を行います。対象となる列車は、留萌発増毛行きが1本、増毛発留萌行きが2本です。代行バスは留萌-増毛間ノンストップで、代行タクシーは各駅に停まります。増毛17:47発の代行タクシーは、留萌から先に行く人がいれば、留萌線内の下車駅もしくは深川まで走ります。
(追記2)
斜面等の融雪が進み、斜面及び線路等の点検や落石等の処理を行い、安全が確認できたため、留萌-増毛間は4月28日の始発から運転を再開することになりました。
(参考:JR北海道ホームページ http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/160209-1.pdf、http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/160212-3.pdf、http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/160420-1.pdf、レスポンスホームページ http://response.jp/article/2016/02/10/269541.html、北海道新聞ホームページ http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0233079.html)
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