「カシオペア」、6月以降に団体列車として復活へ
北海道新幹線の開業とともに廃止される「カシオペア」でしたが、JR東日本管内を周遊するほか、どうやら6月以降、青函トンネルを通って北海道に行く団体列車として復活させることをJR東日本は考えているようです。「カシオペア」の名前も残るようです。2017年の「TRAIN SUITE 四季島」の運行開始を待たなくても、北海道に豪華寝台列車で行くことができるのです。
なぜ「カシオペア」が廃止されたのかといえば、北海道新幹線開業により現在青函トンネルで使われている電気機関車が使えなくなるからです。電圧が新幹線用に変わり、今の電気機関車では対応できないのです。JR貨物は新たに新幹線との共用区間にも対応する電気機関車をつくり(北海道新幹線開業までに17両をつくります)ましたが、JR北海道は対応させることはできなかったのです。
ところが、JR貨物からその新しい電気機関車を借りることができ、北海道新幹線開業後も「カシオペア」が北海道に行くことができるようになったのです。ただし、北海道の農産物の貨物輸送が多くなる秋などは電気機関車を借りるのが難しく、JR東日本などはこれから詳しい運行方法やツアーの詳細を検討していきます。
(参考:毎日jp http://mainichi.jp/articles/20160218/k00/00e/040/156000c)
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