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新函館北斗の駅弁は自分でおかずを選ぶ

 今日3月26日、北海道新幹線が開業しました。

 北海道新幹線の終着駅は新函館北斗、もちろんここでも駅弁を販売します。55年間販売している有名駅弁、「八戸小唄寿司」で知られる八戸の吉田屋が進出しています(もともと吉田屋の創業者、故吉田亀五郎氏は北斗市の出身です)。吉田屋は1892年創業の老舗です。

 この吉田屋、新函館北斗に併設されている北斗市観光交流センターの2階に弁当カフェ、「41゜GARDEN」をオープンさせています。「41゜」は北斗市の緯度に因んでいます。広さは約80平方メートルです。店内では、白米にカニ、サーモン、イクラを載せた「函館朝市海鮮丼」など、東北や道南の食材をふんだんに使った12種類の駅弁を発売します。そのほかにイクラ丼、ポテトサラダ、ビーフシチューなど34種類の小さめの御飯や惣菜も並べるようです。客が好みのおかずを選んで、オリジナル弁当をつくるというユニークな取り組みです。400~900円の2~3個をセットにして販売します。店内には調理場があるので、出来立てのものを食べることができます。コーヒーや抹茶などの飲み物のほか、世界的に活躍しているパティシエの辻口氏と共同開発した焼き菓子、「新函館北斗バターミルクサブレ」なども並べます。また店内には休憩スペースがあり、その場で食べることもできます。

 この「41゜GARDEN」の総事業費は3500万円、北洋銀行と青森銀行の「青函活性化ファンド」から2000万円を調達しています。「青函活性化ファンド」は青函地域の産業観光につながる事業に充てられるもので、函館市の老舗レストラン「五島軒」に次いで2件目です。
(参考:HOKKAIDO NEWS LINK http://www.hokkaido-nl.jp/detail.cgi?id=31555、北海道新聞ホームページ http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/1-0248655.html)

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