日高線に上下分離案
日高線は2015年1月に起きた高波による線路流出により、鵡川-様似間(116キロ)が不通となっています。この区間には代行バスが運行されていますが、3月26日にダイヤ改正が行われます。このダイヤ改正では静内11:11発鵡川行きと静内10:33発様似行きが増便され、昼過ぎに運行されていた浦河発様似行きは、静内始発となります。鵡川-静内間は8往復、静内-様似間は様似方面が8本、静内方面が6本となります(区間運転便を含みます)。列車運行時は鵡川-静内間が8往復、静内-様似間が7往復だったので、本数はそれに近いものになっています。そのほか、絵笛と西様似のバス停が国道沿いに移設されることにより所要時間が16分短縮されるなどの変更があります。改正後のダイヤを見ると、接続の悪かったところが増発されています。
ただ、鉄道が復活するかどうかはまだ不透明です。いくら鉄道として残す需要がない路線であることは明らかと言っても、これまでJRに甘え続けた地元は廃止に反対します。そんな中、JR北海道は2月中旬に行われたJR日高線沿線自治体協議会の事前協議において、上下分離案を出しました。車両や鉄道施設は沿線自治体が保有し、JR北海道は運行だけを行います。車両や鉄道施設は無償で貸し出しします。施設の維持修繕は自治体側が費用を負担します。ところが、(明らかに利用者が少ない路線であるにもかかわらず鉄道を残すという)このような地元に甘い案でさえ、沿線自治体側はいい返事をしていないようです。負担が増えるからです。
はっきり言って、輸送密度が300人程度の日高線は鉄道として残すに値しません。どうしても鉄道として残したければ第三セクターでもよいですが、それでも厳しいでしょう。バスで十分です。しかし、上下分離案はほかで採用してよい案です。利用者は少ないものの、特急が走り、幹線機能のある宗谷線あたりは廃止するのに躊躇するところがあります。こういうところに取り入れてもよいでしょう。
(参考:北海道新聞ホームページ http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0241275.html、http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0241198.html、JR北海道ホームページ http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/160301-1.pdf)
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