空港急行に新型車両、「泉北ライナー」にオリジナル車両か?
備忘録としてこの記事を書きます。
2016年初めのことですが、南海の遠北社長は、産経WESTのインタビューに答えました。どうやら訪日外国人客の増加の恩恵を受けているようで、空港線の2015年度上期の利用客数は20%増、全体でも5%増となっています。南海としては大きなカバンを持った観光客のために、2016年度に新しい車両を空港急行などに導入します。座席数を減らして荷物置き場を設けた車両ということですが、新たな形式の車両をつくるとは考えにくく、2015年にデビューした8300系を投入するということでしょうか? 4か国語に対応した車内案内表示器もあるのですから。また、関空は24時間空港で、LCCの増加に合わせて深夜便も増えています。しかし、鉄道は24時間運転できず、深夜は休んでいます。それについても、騒音やメンテナンスの問題もありますが、鉄道の運行時間拡大が可能か検討しています。
2015年12月に運行を開始した「泉北ライナー」については、オリジナル車両の導入を検討しているようです。そもそも、「りんかん」用の車両を使っているのはあくまでも仮の姿なのでしょう。「泉北ライナー」の利用が増えれば、特急用車両も増備されるのでしょう。
(追記1)
11000系の塗装が若干変わり、帯の一部が「泉北ライナー」をイメージさせる、金色の帯になっています。また、前面の帯は赤のままですが、側面が赤から金色のグラデーションになり、金色の部分には白色で「泉北ライナー」のロゴが入ります。
(追記2)
座席数を減らして荷物置き場を設けた車両は、2017年度から毎年約20億円かけて投入します。また、2016年度中に、6両編成から8両編成に増やします。
(参考:産経WEST http://www.sankei.com/west/news/160121/wst1601210008-n1.html、railf.jp http://railf.jp/news/2016/03/08/170000.html、日本経済新聞ホームページ http://www.nikkei.com/article/DGXLASHD10H4X_S6A111C1AM1000/)
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Comments
空港急行は外国人観光客の急増でいつも混むようになりました。
特に夕方以降の上り電車は、乗客の大半が外国人観光客ではないかと言うこともしばしば見受けられます。
8300系ならば中国語・ハングルも表示できる案内表示器もありますが、
7100系・9000系ならば日本語しか案内がないので、
早急に8300系もしくは新型車両を増備して、空港急行に集中的に運用してほしいものです。
Posted by: 50番バス | 2016.03.12 12:46 PM
50番バスさん、こんにちは。
* 空港急行は外国人観光客の急増で
南海にとってはありがたい話です。
* 早急に8300系もしくは新型車両を増備して、
新しい車両はそれほどないことから、リニューアルを考えてもよいでしょう。
Posted by: たべちゃん | 2016.03.12 03:00 PM