西武「52席の至福」は著名シェフの共演
4月17日に運行を開始する西武の観光列車、「西武 旅するレストラン 52席の至福」についての続報です。
1か月以上前のことですが、西武は4月から6月までの監修シェフや運行スケジュールなどの詳細を明らかにしました。監修するシェフは4人、和食担当の「La BOMBANCE」オーナーシェフ岡元信氏、洋食担当の「Restaurant La FinS」オーナーシェフ杉本敬三氏、中華担当「海鮮名菜 香宮」料理長篠原裕幸氏、そして総合監修「つきぢ田村」代表取締役田村隆氏です。この3か月間の食事のテーマは埼玉県産の牛肉、そのほか豊かな自然に囲まれた関東屈指の農産物宝庫である埼玉県の食材を中心に使います。
「西武 旅するレストラン 52席の至福」は休日を中心に、年間100日程度の運行を予定しています。池袋-西武秩父間を走る日と、西武新宿-西武秩父間を走る日があります。池袋-西武秩父間を走る日は、ブランチコースが池袋10:50ごろ発西武秩父14:00ごろ着、ディナーコースが西武秩父17:40ごろ発池袋20:00ごろ着というダイヤで走ります。西武新宿-西武秩父間を走る日は、ブランチコースが西武新宿10:45ごろ発西武秩父14:00ごろ着、ディナーコースが西武秩父17:40ごろ発西武新宿20:00ごろ着というダイヤで走ります。4月から6月までの間はありませんが、西武新宿-本川越間を走る日は、ブランチコースが西武新宿10:45ごろ発本川越13:15ごろ着、ディナーコースが本川越17:15ごろ発西武新宿20:00ごろ着というダイヤで走ります。料金はこのルートでもブランチコースが税込10000円、ディナーコースが税込15000円です。乗車券は西武全線の1日フリーきっぷです。ソフトドリンクは含まれますが、アルコール類は別料金です。子供料金の設定はなく、飲食物の持ち込みはできません。ディナーコースのみお土産がつきます。
予約は2月1日から専用Webサイトのみで受け付けています。2~4人で申し込むことになり、グループごとに席が割り当てられます。相席にはなりません。決済方法はクレジットカードによるオンライン決済のみとなっています。なお、最初の便の4月17日ブランチコースは抽選予約制となっていて、2月14日で受け付けは終了しています。すでに当選者も発表されています。
(追記)
「52席の至福」は原則として途中下車はできませんが、西武秩父行きの芦ヶ久保での降車はできます。
(参考:西武ホームページ http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/news-release/2015/__icsFiles/afieldfile/2016/01/25/20160125kankodennsyasyefu.pdf、「鉄道ジャーナル」2016年7月号 鉄道ジャーナル社)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- JR西日本、1人でも乗り放題の全線フリー切符発売(2021.04.10)
- 京阪、全体の1/3の駅を無人化(2021.04.09)
- 「THライナー」、期間限定で草加に追加停車(2021.04.11)
- 北東北でも「Suica」(2021.04.07)
「西武」カテゴリの記事
- 西武の最終列車は特急(2021.02.02)
- 首都圏の大手私鉄、大晦日の終夜運転を行わないところが続々と(2020.11.21)
- 終電繰り上げの動き、続々と(2020.11.07)
- 富山地鉄、再び西武の特急車両を購入?(2020.10.13)
- 西武、「秩父市応援 秩父漫遊きっぷ」を発売(2020.08.22)
Comments