JR九州の架線式蓄電池電車は「DENCHA」
JR九州は、ディーゼルカーに代わる次世代の車両として、架線式蓄電池電車の開発を行っています。その車両のデザイン等が決まり、秋の営業運転開始に向けて、4月から試運転を行うことになりました。
819系となるこの車両、愛称がついています。「DUAL ENERGY CHARGE TRAIN」から「DENCHA」と名付けられています。「人と地球の未来にやさしい」をイメージした車体となっていて、817系をベースに、地球をイメージした青色を扉などに配しています。車内温度維持のために「スマートドア」を採用しています。305系でも採用されているもので、ドア横のボタンを押して開閉します。各車両のドア上部にある液晶画面「マルチサポートビジョン」で停車駅や乗換案内、「スマートドア」の案内のほか、車両内の電力の流れを開設するエネルギーフローを表示しています。なお、車内設備は導入区間が若松線という短距離区間であるため、3扉ロングシートです。当然ながら水戸岡氏のデザインです。
(参考:JR九州ホームページ http://www.jrkyushu.co.jp/top_info/pdf/717/chikudennchidennsha.pdf)
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